「福島はどこを走っても最高のドライブになるんです」。愛車のロードスターで道の駅をめぐることが大好きという古崎さん。初めて小野町を訪れたのも、趣味のドライブでした。
「両親が福島県出身のため、福島県には何度も足を運んでいました」。古崎さんは小学生から埼玉県内で暮らし、首都圏で就職をしましたが、「会社勤めではなく、自分がやりたいことをしたい、地域の人とのつながりの中で仕事をしたい」と思うようになります。そんな気持ちを抱きながらドライブで各地を訪ね、古崎さんが決意したのは、地域を盛り上げる一人になるということ。
2014年6月、小野町に『地域おこし協力隊』(※)として移住、町の商工会を拠点に活動を始めました。
※地域おこし協力隊とは、地方活性化のために他の地域から移住して自治体など公的機関で活動する人々を支援する制度。2009年度に総務省によって制度化。隊員の任期は3年とされている。