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地域の中に街づくりのヒントを探して。

福島県東白川郡棚倉町 在住 佐久田 英典(さくた ひでのり)さん

1991年埼玉県生まれ。
日本大学卒業後、地域おこし協力隊に採用され2014年に棚倉町に移住。町の行事や文化を掘り起こす活動やコミュニティの場所づくりなどを行う。 任期終了後も棚倉町に住むことを決め、2017年地元の民間企業に就職した。

とにかく町の人たちと話しました

佐久田英典さんは大学生の時から、地域おこし協力隊として地方で働くことを希望していました。「東日本大震災があって、人と人とのつながりを大切にしたいと思うようになりました。学校や会社の中だけでなく、地域全体の人と出会える仕事とは何か考えたときに、地域おこし協力隊という制度を知ったんです」。
佐久田さんがそれまで訪ねたことがなかった棚倉町を選んだのは、棚倉町の地域おこし協力隊の仕事内容が『地域を活性化するための活動』と幅があったからだと言います。
2014年4月に棚倉町に赴任した佐久田さんがまず行ったことは、町の人に会うこと。「はじめはとにかく会って、話すことが仕事でした。町で会う人に町の課題や魅力を聞き、まちづくりのヒントを探していました。地域の人たちに自分たちがどんな活動をしているのか見てもらうために始めたのが、町の中心にある公園の清掃活動でした」。 佐久田さんたちは地域の人たちと『なかよし公園クリーン大プロジェクト』を立ち上げ、定期的に川の清掃や草刈りを実施。公園を更生させました。
さらに挑んだのが、棚倉町商店街の七夕飾りでした。「町の人が以前あった七夕飾りを復活させたいと話してくれたんです。昭和40年代の商店街の写真を見せてもらったら七夕飾りを楽しむ人たちでとても賑わっていて。自分たちで七夕飾りができないか考えたんです」 はじめの年は準備不足で、用意した20本の飾りすべては掲げてもらえませんでした。翌年はその反省を生かして小学校や商店会に働きかけ、七夕を迎えた商店街には133本の七夕飾りが設置され、かつての賑わいを彷彿とさせたのです。

インタビューに答える佐久田さん

初めに来た時のことを思い出して

佐久田さんたちの活動は広報誌やパンフレットを使って定期的に報告され、地域に
浸透していきます。
地域おこし協力隊の任期終了が迫り佐久田さんは、実家のある埼玉県に戻ることも考えました。そのとき佐久田さんに棚倉での暮らしを続ける決意をさせたのも町の人の言葉でした。「協力隊になった頃の気持ちを思い出してみたらどうかと地元の人にアドバイスされて、まだここにいたいなと思ったんです」。 ちょうど地元の印刷会社から「誰かうちで働く人はいないか」と相談があり、「自分じゃだめですか?」と佐久田さんは立候補。佐久田さんならとすぐに採用が決まったのです。地域おこし協力隊任期中に企業で研修を受け、2017年4月から会社員として働き始めました。「一日も早く仕事を覚えてレベルアップをしたい」と、奮闘する日々を送っています。
地元企業への就職後、結婚した佐久田さん。「今は家庭をきちんと作りたい」と話します。 「地域おこし協力隊員としてこの町に来たから、スムーズに生活が始められました。いつまでこの町に住み続けるのかまだ決めていないけど、棚倉町での縁を大切にしていきたいです。ただ、冬の寒さは想像以上でまだ慣れません(笑)」。

街を彩る七夕飾り

━━取材を終えて
東白川郡棚倉町は福島県中通りの南部に位置する城下町の面影が残る街。『城跡公園』『山本不動尊』などの観光スポットをはじめ、スポーツ宿泊施設 『ルネッサンス棚倉』やゴルフ場があり、リゾート地として知られています。町には飲食店が多く、お菓子やパン、カフェや料理を目当てに棚倉町を訪ねる人も増えています。
地域おこし協力隊は住居の提供や自動車の貸与等の制度があり、移住をスタートさせたい、定住を検討している方に向いていると言えます。

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