京都府生まれ滋賀県育ち、大分県の大学で環境社会学を学んだ東山晴菜さんは大学のサークルで青森県の六ヶ所村を訪れ、原発に疑問を持った経験があるそうです。大学卒業後大阪府の会社で有機農産物の商品開発・流通に携わっていた頃、東日本大震災の原発事故を機に「大阪で生きて行く考えがなくなった。福島で農業を取り巻く課題に向き合いたい」と移住を決意。 福島へ移り住むことを心配する周囲からさまざまな声があったようですが、「福島の有機農業をなんとかしたい」という強い想いと「自分で決めたことはしっかりと形にしたい」という意志を持ち、福島県二本松市へ。
NPO法人ETIC.右腕派遣プログラムを通じ、NPO法人福島県有機農業ネットワークで勤務を始めます。
「自分らしく生きたいという気持ちだけでなく、周囲の理解や両親の後押しのおかげで今の私がいる」と嬉しそうに語ります。