EVENT REPORT

HAPPY NEW LIFE in FUKUSHIMA
開催レポート

イベントレポート

2021年2月16日(火)~18日(木)の3日間の12:00〜13:00ランチタイムにHAPPY NEW LIFE in FUKUSHIMA ふくしまではじめる新しい暮らし。ONLINE LUNCH TALK 3DAYsを開催しました。

「ふくしまではじめる新しい暮らし」を考えるオンラインのランチトーク企画で、3日間、ゲストに先輩移住者をお呼びして、新しい暮らしを考える上で、気になる3つのテーマの「ライフスタイル編」「お仕事編」「地域の関わりしろ編」について、地域を変えてお届けしました。


1日目は、「ライフスタイル編」を福島市からお届けしました。

ふくしまへ移住してからの暮らしはどうなんでしょう?

子育て環境や住まいのこと、生活のこと、移住後の福島でのライフスタイルについて、移住してきた子育てママの但野智子 さんをゲストにお呼びしました。

但野さんは、愛知県生まれで二児の母。2018年に旦那さんがUターンを決断し、家族で横浜市から移住。現在は子育ての傍ら、福島市移住応援サポーターや外国人観光客案内コンシェルジュとして活動されています。大学時代にはスイス留学の経験もあり、これまでに世界30か国以上を旅されてきたようです。

福島では興味のあるコミュニティに積極的に参加し、つながりを広げてらっしゃるそうです。

市町紹介コーナーでは、福島市の魅力を伝えていただきました!

都市からのアクセスの良さから最近では二拠点居住やテレワークなども増えてきているようです。また平坦な地が多く、市内は自転車で移動する方も多いということ。また、盆地ならではの寒暖の差などから美味しいくだものも多く採れ「くだもの王国」などとも言われています。

ゲストトークコーナーでは、但野さんの感じる福島での暮らしについてお話をいただきました。

住居については、移住前は、集合住宅で子どもの声や足音を気にされていたようですが、移住してから庭付きの一戸建てに暮らし、庭で野菜を育てたり、子どもたちを遊ばせたりとのびのび暮らされているようです。但野さん自身も念願のピアノを購入して弾くなど、ご自身の時間も楽しまれているのが印象的でした。

子育て環境については、近所の公民館でも読みたい本が受け取れる市立図書館の本貸し出しシステムや屋内外に子どもの遊び場が充実していたり、冬のお休みの日は、近くのスキー場にも気軽に遊びに行けたりと、ご家族でふくしまライフを楽しまれているようでした。


2日目は、「お仕事編」を須賀川市、猪苗代町からお届けしました。

移住を考える中で欠かすことのできないテーマのひとつ「お仕事」のこと。須賀川市からは、移住後にカフェを経営する齋藤祐二さん、猪苗代町からは会津伝統野菜の栽培や里山づくりに取り組む土屋美香さんをゲストにお呼びしました。

須賀川市ゲストの齋藤佑二 さんは、東京都で会社員をしていましたが、結婚を機に2010年5月須賀川市に移住。東日本大震災などを経験し、須賀川市の役に立ちたいと考えるようになったそうです。ラジオ局勤務などを経て「自分で作ったものをお客さんに届ける仕事がしたい」という思いから、好きだった「コーヒー」を仕事にされています。週末にイベント出店するところから始め、現在は須賀川市民交流センター「tette」内で出店されています。

猪苗代町ゲストの土屋 美香 さんは、社会福祉を学んだ後、学童保育所や児童館に勤務し、青年海外協力隊としてバングラデシュで活動されていました。帰国後「アースデイ東京」事務局で日本最大級の野外環境イベントの運営に携わり、そこでのご縁から結婚、猪苗代町へ2013年7月に移住。旦那さんとともに「のうのば」で会津伝統野菜などの無農薬栽培や「こめらっこ」で、里山あそびの場づくりに取り組まれています。

まずは須賀川市から市町紹介コーナーで市町の魅力をご紹介いただきました!

福島県のほぼ中央にある須賀川市は、田舎過ぎず、都会過ぎず、ちょうどいい街。

ウルトラマンの生みの親である円谷英二監督の出身地で、「M78星雲 光の国」とも姉妹都市となっており、仮想都市の「M78すかがわ市 M78 光の町」の住民登録もできるのだとか。路地マーケットや子育て支援団体やサークルの活動も盛んのようです。

ゲストトークコーナーでは、須賀川市のウルトラFMのパーナリティーの湯座 聖美さんの進行のもと楽しいトーク。

齋藤さんの移住のきっかけは、結婚。奥様が住んでいた須賀川市に移住されたようです。もともと須賀川市に通っている中で、自然豊かでアクセスも良い須賀川は過ごしやすく暮らすのにちょうど良いと感じていたと言います。

移住後は、tetteでカフェ経営をはじめられて、コーヒーの提供やイベントなども行なっているようです。tetteは、いろいろな世代の方が利用されていて、まちの人と交流できることが楽しいとお話しされていました。今後は、コーヒー店を新たに出店されるなどさらに活動が広がっていく予定とのことなので、今後のご活躍が楽しみです。

続いて後半は、猪苗代町の魅力をご紹介いただきました!

猪苗代町は猪苗代湖と磐梯山望む自然豊かな町でウォーターアクティビティやキャンプを楽しむことができるのも魅力のポイント。そして会津の定番お蕎麦やラーメンやソースカツ丼などグルメもご紹介いただきました。自然豊かな環境を生かし観光業と農業を両立し、例えば冬にはスキー場で勤務して、春~秋には農業や飲食店宿泊施設を経営するなど季節にあわせて仕事をしている方も多くいらっしゃるようです。

猪苗代町ゲストの土屋さんは、猪苗代の豊かな自然を生かして「伝統野菜を作る農家」や「自然の環境を生かした保育」等の事業をされています。最近は、バングラディシュの居住経験を活かして「バングラカレー屋」も!多彩な活動をされています。

土屋さんは地方での仕事のマイナスイメージである「仕事が少ない」「人口が少ない」「機会が少ない」「雪国つらい」などの現状を全てポジティブに変換されているのが印象的でした。

「仕事が少ない」→「すぐに第一人者になれる」。

「人口が少ない」→「すぐに地域のキーパーソンと繋がれる」。

「機会が少ない」→「事業を作ったり、チャンスを自分で作れる」。

そして「雪国つらい」→「季節に応じて複業することができ、メリハリができ、生活基盤が強くなる」。

「ない」ものを「できる」に切り替え、地方での可能性をお話ししてくださいました。


3日目は、「地域の関わりしろ編」を矢吹町からお届けしました。

地域に移住したら人の繋がりや地域の為になることに関わりながら暮らしたい!そんな地域との関わるきっかけについて、矢吹町からゲストをお招きしてお届けしました。

矢吹町のゲストは、矢吹町の地域おこし協力隊の飯塚 智崇 さん。

飯塚さんは、1995年神奈川県生まれ。岩手大学農学部共生環境課程に進学し、大学在学中には、環境教育に興味を持ち20回にわたり自然散策会を開催したり、各種自然観察会で講師なども務めていました。令和元年4月から地域おこし協力隊として矢吹町に移住されています。

現在は、「まちともりにこかげのような居場所をつくる」ことを目標に掲げ、駅前には「self space しおりば」をつくり、居場所の運営や学習支援を行い、また、町郊外には「こかげの学校」をつくり、小学生などを対象に自然体験イベントを開催されているようです。

まずは、矢吹町の魅力をご紹介いただきました。

矢吹町は、福島県の南部にあり、白河市と郡山市のほぼ中間に位置していて、ひらけた土地でお米や野菜が多く育てられています。また矢吹町は日本三大開拓地の一つであり、歴史的に開拓の地に移住した開拓者の子孫が多いエリアで、開拓精神(フロンティアスピリット)が根づく町のようです。ローカルベンチャーの活動をはじめ、SDGsを通してまちづくりを行う活動にも力を入れています。

ゲストの飯塚さんは、矢吹町との関わりしろについてご自身の経験を紙芝居仕立てのストーリーにしてお話いただきました。

就職活動時期に今後の進路を考え、地域に入り込んだ仕事がしたいという思いから、矢吹町の地域おこし協力隊に応募をされたそうです。

矢吹町にきてからは「こんなことをやりたい!」ということを率直に話したり、困っていることのお手伝いをしたりしながら、地域の方とつながりをつくっていったそうです。

やりたいことを実行していく中で、「できない」ものを素直に町の方に相談すると、多くの人が助けてくれるようになり、さらに多くの方と繋がっていくようになるとお話されていました。現在、飯塚さんが運営されるセルフスペースの「しおりば」も、地域の方とコミュニケーションを取る中で、物件を紹介してくれたり、設立を手伝ってくる人が現れたというお話でした。

地域の関わりしろを作っていく上で、「こんなことをやりたい」「こんなことを手伝って欲しい」と素直に相談する行動により、地域の中に協力者が生まれて、自然と地域内での関わりが増えていくことにつながるとのことでした。

「思い」をまずは、地域の方に伝えてみることが、大切だと教えていただきました。

3日間にわたりテーマと地域を変えて配信してきたHAPPY NEW LIFE in FUKUSHIMAを通して、同じ福島でも、それぞれの地域で魅力や特徴、そしてそこで暮らす人も多種多様でした。

これから新しい暮らしを考える上で、「自分にあった暮らし方」、「自分にあった風土」を知るために、まずは現地に訪問したり、現地の方とお話してみたりする、自分にあった場所や暮らし方が見つかっていくかもしれません。

TOPへ