EVENT REPORT

FUKUGYOスクールフィールド講座
現地レポート@奥会津三島町

イベントレポート

10月10日~11日、福島県三島町にて「FUKUGYOスクール 地域で小商いクラス」のフィールド講座を開催しました。
今回のテーマは「小商い」。福島県への移住を検討している参加者とともに、奥会津エリアの三島町でゲストハウス「ソコカシコ」のオーナーなどをされている三澤真也さんのもと、三島町での暮らしを実際に体験した2日間となりました。

三島町は、奥会津エリアにある人口約1500人の町。東京から車で約4時間20分のところにあります。昔から会津桐の産地として有名で、「会津桐タンス」や生活工芸の「編み組細工」などの文化が今でも継承されています。また只見川の峡谷に沿って敷かれたJR只見線は、渓谷と鉄道の美しい風景で、一年を通じて多くのカメラマンが撮影に訪れています。

1日目

イベントの集合場所は、築約80年の古民家を改装して作られたゲストハウス ソコカシコ。

参加者それぞれの自己紹介を経て、講師の三澤さんにソコカシコの建物内を案内していただきました。

続いて、三島町の町散策に出かけ、生活圏となる商店街の様子を視察しました。町散策の中で、観光交流舘「からんころん」に伺い、スタッフの方から三島町の観光事情や人気スポットなどのご紹介をいただきました。

町散策の後は、車で移動して、「生活工芸館」へ伺いました。館長の二瓶さん、生活工芸アカデミー卒業生で編み組細工に携わる小林さんと地域おこし協力隊として会津桐タンスの制作などに携わる植村さんにお話を伺いました。三島町は、冬には雪深くなるため、家で出来るものづくりとして編み組細工が古くから栄えており、約2,400年前の縄文時代の荒屋敷遺跡からも編み組細工が発見されたそうです。

ソコカシコに戻り、夕食交流会を行いました。三島に町に移住された料理家の小松さんに料理を振る舞っていただき、交流を行いました。

夕食後は、1日目で伺った場所を振り返りながら三島町の課題や眠る地域資源を活用したアイデアなど出し合いました。

2日目

2日目の最初はソコカシコのキッチンで、皆で朝食を作りました。ゲストハウスの厨房を使わせていただく貴重な体験ができました。

朝食の後は、からんころんでレンタサイクルを借りて、前日に教えていただいた絶景スポットを目指して出発。
電動自転車で、山道もサクサク。「日本で最も美しい村連合」に入っている三島町の景色を堪能しながらサイクリングを行いました。

サイクリングの後、古くから三島町で民宿を営む金子さんにお話しを伺いに行きました。「民宿かねこ」の歴史や今まで色々な事業をしてこられたこと、三島町の宿事情など貴重なお話を伺うことができました。金子さんは、ご高齢ということもあり、今後の宿をどうしていくのかなどの課題も伺うことができました。

最後には、お昼ご飯を食べ、ソコカシコで2日間の振り返り会とブラッシュアップブレストを行いました。

実際に三島町を訪れて、町の人とコミュニケーションをとることで、地域の人柄や地域への溶け込みやすさなどを肌で感じることができました。
そして、地域の課題にも触れながら、若い方が伝統工芸を継承するために集まってきていることや今地域に足りていないものなどを学ぶことができました。さらに、地域の人からもっと学びたいこともみつかった有意義な2日間でした。

2日間のフィールドワークでは、使われなくなった民宿などを活用して、一人暮らしのご老人のための「デリバリーお弁当屋」や地域の人とコミュニケーションをとれる「シェアキッチン」、写真愛好家の方向けの「写真館」などの小商いアイデアが生まれました。

★フィールドワーク開催レポート会の様子をYoutubeでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=59f4Akfi2wM&feature=youtu.be

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